令和3~6年度センター研究の「マナビカタ発見プロジェクト~読み書きの困難さをタブレットPCで補おう~」(特別支援教育グループ)では、読み書きに困難のある児童生徒に焦点を当てて、「自分に合ったマナビカタ(学び方)の発見」をサポートすることを目指して取り組んできました。令和6年度は、本プロジェクトの総括として、研究成果物の活用・見直しを行い、以下のコンテンツを作成しました。これらは、これまでの研究成果物をリニューアルしたものとなります。
(1)理解啓発研修コンテンツ「学び支援研修」
読み書きに困難のある児童生徒への対応について意見交換を行い、「自分に合った学び方で学ぶ」という視点について共通理解を図ったり、協議を通して「自分に合った学び方で学ぶ」という視点による支援を行う際の課題を解決する方策を検討したりすることを目的としています。
進行や解説で使用するスライド資料やワークシートをダウンロードすることができます。校内研修等でぜひご活用ください。https://ts.edu-c.pref.aomori.jp/reaserch/manabikata
(2)ガイドブック「小・中学校の通常の学級における読み書きに困難のある児童生徒の学び支援ガイド...
【開催期間】令和7年1月10日(金)~1月17日(金)※土日、祝日を除く
※県立弘前第一養護学校の自作教材・教具は10日(金)のみの展示となります。それ以降は、作品票のみの展示となります。ご了承ください。
県内の2つの県立学校から自作教材・教具が届きました。
1校目は、県立むつ工業高等学校。生徒達と先生が、交流している県立むつ養護学校の生徒が使用したり、体験したりすることができるような教材・教具を制作しました。
2校目は県立弘前第一養護学校。先生方が自校の児童生徒が興味をもてたり、理解できたりしながら学習することができるような教材・教具を制作しました。
この機会に、学習支援や授業作りのヒントを探しに来ませんか。
・県立むつ工業高等学校の作品票は こちら
・県立弘前第一養護学校の作品票は こちら
※当センターでは、県内の学校で制作、活用している自作の教材・教具(特別支援教育関係)を広く募集しております。詳しくは、当Webサイトに「自作の教材・教具を展示しませんか?」(教材・教具展示室Topページを下にスクロールしたところ)内に募集要項を掲載しておりますので、ぜひ、御覧ください。
◎当センターの研修講座「特別支援教育におけるICT活用『基礎・基本』研修講座」講師の杉浦 徹 氏(東北福祉大学准教授)より教材教具を特別にお借りし、こどもたちの「できてうれしい気持ちを育てる教材教具」を期間限定で展示しております。
スイッチを使った教材もございます。ぜひ、教材教具展示室へお越しください!
【開催期間】~令和6年10月31日(木)※土日、祝日を除く
◎併せて、県立弘前第二養護学校の先生が制作した教材を展示しております。この機会に、学習支援や授業づくりのヒントを探しに来ませんか。
・作品票をご覧になりたい方は こちら
※当センターでは、県内の学校で制作、活用している自作の教材・教具(特別支援教育関係)を広く募集しております。詳しくは、当Webサイトに「自作の教材・教具を展示しませんか?」(このページを下にスクロールしたところ)内に募集要項を掲載しておりますので、ぜひ、御覧ください。
「特別な配慮を必要と生徒への支援」というテーマの校内研修で、研修モデルを活用しました。 事例検討は、「支援ヒント集」に掲載されている仮想事例の中から選択してもらって実施しました。 ・事例1 グループ活動への参加の促し方が難しい生徒 ・事例2 課題の提出期限を守れない生徒 ・事例3 人とのやりとりが苦手な生徒 【事後アンケートより】・「子供の視点で考える」ということを分かってはいても、日々の忙しさの中で置き去りにしてしまっていたことに気づきました。少し見方を広げるだけで、見えてくるものが違ってくることが理解できたので、2学期からの指導・支援に役立てていきたいと思います。・子供の視点で考えることの訓練をこれからも積み重ねていく必要があると感じました。・KPT法が、短い時間で色々な事例を検討できる方法だと分かったので、活用していきたい。
近年の知的障害教育における教科指導~専門雑誌で振り返る~開催期間:令和4年4月12日(火)~5月24日(火)(※土日祝を除く) 当センターでは、令和4年4月12日(火)~5月16日(月)に「学校教育法附則第9条に基づく一般図書等の展示」が行われます。 この展示会を機に、特別支援教育教材・教具展示室では、近年の知的障害教育における教科指導について振り返る企画展示をいたします。 当センターが所蔵している専門雑誌のバックナンバーを読み返し、実践の参考になる記事をピックアップしました。 また、文部科学省著作教科書(通称:☆本)の指導書も展示いたします。 校内研究や授業改善のヒントを探しに来ませんか!?
「時々サクッと読み返したくなる!特別支援学級・通級指導教室の授業づくりに役立つQ&A(第1版)」の完成と公開にあたって
人口減少や少子化の影響により、小・中学校等に在籍する児童生徒が年々減少している中、特別支援学級に在籍する児童生徒や通級による指導を受ける児童生徒は増加の傾向にあります。その数は特別支援学校に在籍する児童生徒数を大きく超えており、我が国における特別な教育の場のメインターゲットであると言えます。その一方で、文部科学省等の調査では、特別支援学級や通級指導教室を担当する教員の多くは経験年数が浅く、悩みながら指導を行っている現状であることが指摘され、大きな課題となっております。さらに、小・中学校等においては通常の学級に在籍する多様な教育的ニーズのある児童生徒への対応も喫緊の課題となっていることから、小・中学校等においては、特別支援学校のセンター的機能の活用などを含む、校内支援体制の整備と指導・支援の充実が求められているところです。
「特別な配慮を必要とする児童への支援」というテーマの校内研修で、研修モデルを活用しました。【事後アンケートより】・忙しい毎日の中で情報共有はできていても、その支援についてまで話し合う機会はなかなかなかったので、いろいろな方法を考え交流するよい機会になりました。・気になる子のよさや強み、気になる行動や様子、その理由、最後に具体的な支援の手立てまで考え、それについて協議するという流れがとてもよかったです。支援の手立てがとても参考になりました。・本当に勉強になった時間でしたし、楽しい時間でした。子どもたちの支えになって寄り添っていきたいと思っても具体的にどう動いたらよいか悩みながらの日々です。でも、まずはゆっくりその子を見つめて小さい支援から行動に移していきたいと思いました。また勉強させていただきたいです。
Q1:教科の授業で、複数の学年の子供に対応するためにはどうしたらよいですか?Q2:特別支援学級における教科の授業は、教科書を使わずにプリント学習でよいのですか?Q3:各授業で1時間の具体的なねらいや課題の難易度をうまく設定できません。Q4:生活単元学習では、学習活動がマンネリ化しがちです…。Q5:生活単元学習で行事単元を計画しているのですが、どのような学習活動がよいのか分かりません。Q6:学級の子供が初めて交流学級で学習することになりました。どんなことに気を付ければよいのですか?Q7:交流学級の担任とは、どのように情報共有や連携をしていけばよいですか?Q8:交流学級の子供に本人の障害等を理解してもらうためには、何をしたらよいのでしょうか?Q9:交流学級でのテスト実施時における配慮について、どう考えればよいのですか?
Q10:自立活動の指導目標は、どうやって決めればよいのですか?Q11:自立活動の時間は、学級の子供全員に同じ活動内容で集団指導してもよいのでしょうか?Q12:「明日の自立活動の授業、どうしよう…」という日々です。計画的に指導するにはどうしたらよいですか?Q13:子供の苦手な活動に取り組むとき、参加意欲を高めるためにはどのような工夫をすればよいのでしょうか?Q14:「自己理解」の力を育てたいのですが、どのような指導をすればよいのでしょうか。Q15:自立活動の指導と教科指導は、どのように関連しているのですか?Q16:自立活動の指導の評価は、どのように書いたらよいのか分かりません。
Q17:教室の整理、机の配置等、子供が集中しやすい環境の作り方が分かりません。コツが知りたいです。Q18:子供の実態に応じた教材・教具になっているか自信がありません。Q19:子供になかなか指示がとおりません。コツはありますか?Q20:どうしても子供に援助し過ぎてしまいます…。Q21:子供をほめることを普段から意識していますが、どうもうまく伝わっていない気がします。Q22:子供の不適切な行動にうまく対応できません。どうしたらよいですか?
Q23:個別の指導計画は、複数の教員で作成したほうがよいと思いますが、なかなか時間の確保が難しいです…。Q24:発達検査や知能検査を実施した経験はありませんが、実態把握はできるのでしょうか?Q25:個別の指導計画の長期目標と短期目標を立てましたが、これでよいのか不安です…。Q26:どのような指導・支援の手立てが効果的なのか判断できません。個別の指導計画にどのように書いたらよいのでしょうか?Q27:個別の指導計画はいつ評価すればよいのですか?Q28:個別の指導計画の評価がこれでよいのか不安です…。Q29:個別の指導計画の評価を保護者にどのように説明すればよいでしょうか?
Q30:通級指導教室ってどんなところですか?Q31:通級指導教室のこと、周りの子供達にどうやって説明すればよいですか?Q32:通級指導教室での指導を在籍学級でどう生かせばよいのでしょうか?Q33:ケース会議を開くことになりました。何を準備すればよいですか?
「特別な配慮を必要とする児童生徒への支援(配慮を必要とする児童を見抜く目をもつ)」というテーマの校内研修で、研修モデルを活用しました。【事後アンケートより】・今回は気になる子についての話し合いが、自分の学級の児童だったので、 2学期の手立てにしていくことができそうです。 他の学級の気になる児童についても、今後「気付いちゃったシート」を活用して、 話し合う機会を設けたいと思いました。とても参考になりました。・グループで話し合うことで、本児がいろいろな目で、 いろいろなイメージで見られていることが分かり新鮮でした。 ある行動の背景や手立ても、複数で考えるからこそ 様々な考えを聞くことができて良かったです。・「特別支援教育運営委員会」(校内)として、年3回、気になる子の様子とその合理的配慮について 全教員で共通理解しています。 今後は今日のように、その中から児童をピックアップして、 複数でその支援策を具体的により多面から考えられる場を設定したいと思いました。
小学校の校内研修で、校内研修モデルを活用しました。特別な配慮が必要な児童について、実態把握を行い、各グループで支援のアイディアを出し合いました。【事後アンケートより】・日々、学級の中で困難さをかかえている児童と接していますが、 どのような対応をすればいいのか悩んでいました。 講師のお話やグループディスカッションで、 様々な考え方、支援を教えて頂き、 2学期からクラスの児童と関わることが楽しみになりました。・1人で考えるのではなく、複数の先生方で支援の手立てを考えていく ということが大切だと思いました。 普段当たり前だと思っている手立てを、先生方と共有し合い、 引き継いでいくという点も大切だと思いました。・気になる子の「気になるところ」に、どうしても注目しがちになりますが、 どうしてそのような行動をするのか、複数の意見を取り入れて 様々な仮説を立てて実践することが大切だと分かりました。
小学校の校内研修で、校内研修モデルを活用しました。1学期の実践を振り返りながら、28名の先生方が演習に取り組み、特別な配慮が必要な児童への支援のアイディアを出し合いました。【事後アンケートより】・気になる〇〇さんについて情報共有はしていますが、 支援の手立てを話し合うところまでなかなか進んでいなかったので、 とても良かったです。 今、気になる〇〇さんは各クラスに複数いるので、 みんなで考える場をこれからも設けていけたら・・・と思います。・児童の「良いところ」から、必要な配慮について考えることができて良かったです。 いつも、「できないところ」「良くないところ」を見て、支援を考えていました。 周りの先生のおかげで、普段気付かないその子の良さに気付くことができました。・短時間で気になる児童について共有すること(今日のような演習の方法)の大切さを感じることができました。 学年の気になる他の児童についてもやってみたい、やらなくてはいけないと思いました。 資料も大変参考になります。ありがとうございました。
小学校の校内研修で、校内研修モデルを活用しました。小規模校の強みを生かして、管理職の先生方も一緒に取り組み、子供理解を深めるとともに、より良い支援方法の検討を行いました。【事後アンケートより】・児童の困り感について、自分の視野が広くなかったことに改めて気付きました。 演習を通して体感する!とても良い経験となりました。 指導する側のかかわり方について、これからは全ての教員で色々協議し、進めていきたいと思います。 ・クラスの子供たちに、明日から支援できることがたくさんありました。 通常の学級であっても、一人一人をよく見て、支援していきたいと思います。 また、先生方との研修でその子に対する見方も、支援の仕方も共有できたので、とても勉強になりました。 ・モデル児童について、複数の視点で意見を出し合うのは自分が気付かないことにも気付かせてもらえるので 有効だと思いました。子供の現状から原因を考え、手立てを講じて、、、 と子供理解の方法について学ぶことができてよかったです。